●トライアスロンって何?

トライアスロンとは、1974年にアメリカで生まれた競技で、スイム・バイク・ランの3種目を連続して行います。

 

●どんなレースがあるの?

トライアスロン、というと「ものすごい距離を泳いでとんでもない距離を自転車で走った挙句フルマラソンまでやるんでしょ?」というイメージを持たれている方も少なくないかもしれませんが、現在のトライアスロンレースには様々なカテゴリーがあります。


IRONMAN70.3 セントレア常滑ジャパン
IRONMAN70.3 セントレア常滑ジャパン

・アイアンマンディスタンス

Swim:3.8km, Bike:180km, Run:42.195km

・アイアンマン70.3

 Swim:1.9km, Bike:90km, Run:21.0975km

(アイアンマンの半分) 

 

その昔、アメリカ軍海兵隊の酒宴での議論から始まったとされる「鉄人レース」。世界各国で、ハワイ世界大会本戦へのスロットを賭けた戦いが繰り広げられています。

 

日本学生トライアスロン選手権
日本学生トライアスロン選手権

・ショートディスタンス

Swim:1.5km, Bike:40km, Run :10km

・ミドルディスタンス

Swim:2.5km, Bike:80km, Run:20km

・ロングディスタンス

Swim:4.0km, Bike:120km, Run:30km

・ハーフディスタンス

Swim:750m, Bike:20km, Run:5km

 

2000年のシドニーオリンピックでトライアスロンが正式種目として採用された際、その距離がショートディスタンスだったため、現在ではショートディスタンスが「オリンピックディスタンス」とも呼ばれています。インカレをはじめ、現在行われているレースの多くはショートを基準に行われています。

 

また、このほかにも、ラン+バイク+ランで構成されるデュアスロンや、スイムとランだけのアクアスロンなどもあります。非常に多彩なカテゴリーのレースが開催されているので、自分のコンディションやレベルに合わせて出場するレースを選ぶことが出来ます。

 

●初心者でもできるの?

まったく問題ありません。むしろ、大学入学時にすでにトライアスロンを経験している人のほうがきわめて少ないと思います。Team Orionでも然りです。そう思えばほとんどの人がトライアスロン初心者というレベルから始めていますが、その中でも世界選手権に出場するレベルに到達する人もいます。競技に一歩踏み込んで、そこから頑張れば、誰にでも上達し完走できるチャンスはあります。ショート完走を目標にするところから入るもよし、いきなりロングを目指すもよし、少し自信がなければデュアスロンやアクアスロンから入るもよし。色々なスタイルが選べます。頑張って練習して楽しく走りきりましょう!

 

●道具って何がいるの?

ウエットスーツ イメージ(門司港レトロスクエア Swim & Run 2012にて)
ウエットスーツ イメージ(門司港レトロスクエア Swim & Run 2012にて)

基本的には、水泳・自転車競技、ランニングで使うものが一通り揃っていればトライアスロンに参加できます。スイムなら水着にキャップにゴーグル、バイクなら自転車(ロードレーサー)にヘルメット・バイクウエアにバイクボトルなどなど、ランならランニングシューズやジャージがあれば十分です。ただし、スイムに関してはウエットスーツを持っている必要があります。これは水温が低い時に低体温症による溺水を防ぐためのものですが、水温に関係なく着用を義務付けているレースもあります。なので、ウエットスーツは別途用意しましょう。Team Orionでは、揃える道具についていつでも相談に乗っています。また、部のバイクや道具の貸し出しも行っています。「どんなものを使ったらいいの?」「自転車乗ってみたいな!」という人はお気軽に部員まで声をかけてくださいね。